貿易取引の始め方

真摯に 海外へと事業展開を希望されている企業は、 独自のアイデア や 特色のある 技術/商品 を持っています。   海外でも自社の商品を 大切に育てたい、海外の仕入先と良好な取引関係を築き、国内市場の充実を図りたい。  ジョブ 貿易事務所 は、こうしたクライアントのニーズに応えることを仕事としています。

「直接貿易」に取り組まれる場合には、「技術的要素」 と 「経営管理要素」 という二つの要素をクリアーしなければなりません。  現状では、「技術的要素」 の存在については認知度は十分に高く、「経営管理要素」 は低いと言えます。

「技術的要素」 とは、言葉の問題、国際輸送の問題、通関手続きの問題などを指し、「経営管理要素」 とは、取引きそのものの内容や、取引きの全体を上手に管理し、運営していく為の要素を指します。

この二つの要素はどちらも不可欠の両輪関係にあり、両輪がバランス良く回転しなければなりません。 この両輪を適切に支持し、バランス良く回転させる事が ジョブ 貿易事務所 の仕事です。

貿易取引を始めるに当たり、それぞれの要素で看過されがちな点をひとつずつ例示致します:‐

1) 英語能力 と 実務能力 − (技術的要素から)

英語の能力と、国際商取引上の実務能力とは、それぞれ異なるものです。   例えば、国際売買契約書の翻訳などは、実務処理の実際を把握している事が必要でしょう。  また、誤解される事を恐れずに言うならば、実際の商取引上の交渉の現場では、一言一句の通訳や翻訳など行なわない方が良い場合さえあります。 

2) リスク管理 − (経営管理要素から)

リスク管理の中には、対外的な「カントリー・リスク」や「クレーム・リスク」に対するものばかりではなく、社内的な適正手続きの遵守と関係書類の整備・保管に対するものも存在します。  例えば、貿易取引が順調に拡大してゆけば、税関による事後調査(いわゆる立ち入り調査)も実施されるでしょうから、契約書や関連書類の取り扱いに対しても事前に十分な留意が必要です。

特に、輸出取引を行なう場合は「安全保障輸出管理」が必要になります。 2002年に新たに導入されたキャッチオール規制により、食料品、木材等を除く殆どすべての商品の輸出には法令によって国際的な安全保障の観点から輸出管理が義務付けられています。 法令違反には5年以下の懲役など、厳しい罰則があります。

直接貿易の場合、最初期段階にて多くの事柄を同時並行的に進める必要があります。 わずかなボタンの掛け違いでも、その後の取り引きに大きな影響を与えてしまいます。  どうぞ、ジョブ 貿易事務所 まで ご相談下さい。 
 

 

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